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ソロキャンプ用のテントを選ぶときは、価格だけでなく、設営のしやすさや重量、収納サイズ、室内の広さ、雨への備えなど、確認しておきたいポイントがいくつもあります。
車でキャンプ場へ行く場合と、バイクや自転車でツーリングを楽しむ場合でも、使いやすいテントの条件は変わります。軽さだけを優先すると居住性が物足りなく感じることがあり、反対に広さを重視すると荷物が大きくなりやすいため、自分のキャンプスタイルに合ったバランスを考えることが大切です。
この記事では、デザイン性とソロキャンプでの使いやすさを両立した「HILLS FIELD X ONE クロスワン」を中心に、モンベル「クロノスドーム1」、アライテント「トレックライズ0」の3商品を比較します。
価格や重量、構造、設営のしやすさなどを確認しながら、それぞれどのようなキャンプスタイルに合わせやすいのかを紹介します。
※価格・キャンペーン・在庫状況などは変更される場合があります。購入前に各商品ページで最新情報や適用条件をご確認ください。
比較するソロテント3商品
今回比較するのは、次の3商品です。
| 商品 | 価格(税込) | 重量 | 対応人数 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| HILLS FIELD X ONE クロスワン | 37,800円 | 約3.3kg | 1名 | ダブルウォール、グランドシート付属、居住性と設営のしやすさを意識した設計 |
| モンベル クロノスドーム1 | 22,500円 | 本体重量2.0kg/総重量2.2kg | 1名 | バーティカル・クロス・システム、春~秋対応 |
| アライテント トレックライズ0 | 50,600円 | 1,250g※ | 1名 | 軽量・コンパクトな3シーズンテント |
※トレックライズ0の1,250gはテント本体、フライシート、フレームの合計で、ペグ・張り綱・スタッフバッグなどは含みません。付属のペグ・張り綱は約220gです。
3商品は同じ1人用テントでも、重視しているポイントが異なります。単純に重量や価格だけで判断するのではなく、移動方法やキャンプ場での過ごし方まで考えて比較してみましょう。
HILLS FIELD X ONE クロスワン

商品概要
HILLS FIELDの「X ONE クロスワン」は、1人で使うことを想定したソロテントです。対応人数は1名、使用時のサイズはW250×D140×H120cm。ソロテントとして必要なスペースを確保しながら、設営や撤収をできるだけシンプルにすることを意識した作りになっています。サンドとブラックの2カラーがあり、どちらも価格は37,800円(税込)。送料は無料です。
HILLS FIELDは株式会社HILLSFIELDが運営しており、「遊び心のある毎日を」をブランドコンセプトに、テントだけでなく、焚き火台、チェア、グラスなど幅広いキャンプ用品を展開しています。X ONEは、単に軽さだけを追求したテントというより、ソロキャンプで過ごす時間の快適性、扱いやすさ、デザインまで含めて選びたい場合にチェックしておきたい一張りです。
特徴
ダブルウォール構造でソロキャンプの居住性にも配慮
X ONEは、本体とインナーテントを組み合わせるダブルウォール構造です。ソロテントを選ぶ際には、収納サイズや重量に目が向きやすいものの、実際に宿泊するときは結露への対策や通気性も重要になります。X ONEは通気性や結露対策を意識して選びたい人にも検討しやすい構造で、インナーを備えたテントで落ち着いて過ごしたい場合に向いています。
W250×D140×H120cmの1人用サイズ
使用時のサイズはW250×D140×H120cmです。高さが120cmあるため、睡眠スペースとしてだけではなく、テント内で着替えたり荷物を整理したりすることも考えて選びやすくなっています。ソロキャンプでは「小さいほど良い」とは限りません。コンパクトさを優先しすぎると、バックパックやヘルメット、ウェアなどを置いたときに窮屈になることがあります。キャンプ場に到着してからテント内で過ごす時間も大切にしたい場合は、収納時の大きさと居住スペースの両方を確認しておくと選びやすくなります。
約3.3kgで持ち運べる
重量は約3.3kgで、テント重量は約2.9kgです。収納時はW62×D16×H16cmにまとまります。今回比較する3商品の中では最軽量ではありません。その一方で、インナーテントやグランドシート、ポール、ペグなどキャンプに必要なパーツが一式含まれています。車を利用するソロキャンプはもちろん、積載できる荷物の大きさや重量を確認したうえでバイクキャンプに取り入れることも考えられます。徒歩や登山で少しでも荷物を軽くしたい場合は、後ほど紹介するトレックライズ0など、より軽量性を重視したモデルと比較すると違いが分かりやすくなります。
X ONEの素材と耐水圧
X ONEの本体には40Dシルナイロン・ダイヤモンドリップストップを採用。インナーには68Dポリエステル、グランドシート・インナー底部・収納バッグには210Dポリエステルオックスが使われています。メインポールとペグにはアルミニウム合金を採用しています。耐水圧は2,000mmです。キャンプでは晴天の予報でも天候が変わることがあります。テントを選ぶ際にはデザインや広さだけでなく、生地や耐水圧なども合わせて確認しておくと安心です。
ただし、耐水圧の数値だけで実際の使用環境における耐候性のすべてが決まるわけではありません。強風や大雨が予想される場合は無理に使用せず、キャンプ場の状況や天気予報も確認して判断しましょう。
設営・撤収の手間を抑えやすい設計
X ONEは2本のポールを使う構造で、設営や撤収をできるだけシンプルにしたい人にも取り入れやすいテントです。グランドシートとインナーテントを組み合わせて使用でき、ソロキャンプで毎回発生する設営・撤収作業の負担を考えた作りになっています。特に週末キャンプでは、キャンプ場に到着してから暗くなるまでの時間が限られていることもあります。テントの設営に長時間を使うより、料理や焚き火などを楽しむ時間を確保したい人にとって、設営方法の分かりやすさは重要な比較ポイントです。初めて使用する場合は、本番前に一度設営手順を確認しておくと、キャンプ場でよりスムーズに準備しやすくなります。
電源サイトでも使いやすいケーブル用開口部
インナー下部にはケーブルを通すための開口部があります。電源付きキャンプサイトでポータブル機器などを使う場合、出入口からケーブルを引き込むとファスナーを完全に閉じにくくなることがあります。ケーブル用の開口部が用意されているX ONEなら、電源サイトを利用するキャンプスタイルにも合わせやすいでしょう。
インナーポケットで小物を整理しやすい
テント内にはインナーポケットが用意され、スマートフォンや充電ケーブルなどの小物を収納できます。ソロテントでは限られたスペースを有効に使うことが重要です。就寝時にスマートフォンやライトなどを床に置くと、シュラフや荷物の下に入り込んでしまうことがあります。頻繁に使う小物の定位置を作れることは、スペック表だけでは見落としやすい使い勝手のポイントです。
価格
37,800円(税込・送料無料)
カラーはサンドとブラックから選べ、どちらも37,800円(税込)です。同梱される主な内容は以下の通りです。
- 本体
- インナーテント
- グランドシート
- ポール2本
- ガイロープ4本
- 自在金具4個
- ペグ10本
- 各パーツ収納袋
- ポール用補修パーツ
グランドシートまでセットになっているため、テント本体の価格だけではなく、購入後に追加で揃える用品も含めて予算を比較したい人には分かりやすい構成です。料金や販売条件は変更される場合があります。購入時の価格は商品ページをご確認ください。
キャンペーン・特典
X ONE+シルニーヘキサタープのソロキャンプセット
セット価格 62,700円(税込)
X ONE SANDと「シルニーヘキサタープ SAND」を組み合わせたソロキャンプセットが用意されています。個別価格の合計67,600円(税込)に対し、セット価格は62,700円(税込)です。テントとタープをまとめて揃えたい場合に確認しておきたいセットです。内容や販売状況は変更される場合があります。詳細は公式サイトをご確認ください。
メール登録で100ポイント
HILLS FIELDではメール登録特典として100ポイントを受け取れる企画があります。開発中のギア、新商品、再入荷などの情報を受け取りたい場合にも利用できます。詳細は公式サイトをご確認ください。
長く使うことを考えたサポート
X ONEは購入後のサポートも確認しておきたいポイントです。製品を使用して破損や不具合が発生した場合には、有償修理による永久保証があります。また、商品到着から30日以内の交換・返品にも対応しています。返品については条件があり、購入者都合の場合は商品到着から30日以内の連絡に加え、未使用・未開封であることが必要です。初期不良の場合は商品到着後7日以内の連絡が必要になります。
テントは生地やポール、ファスナーなど複数の部品から構成され、長期間使っていれば修理が必要になる可能性もあります。購入時の価格だけではなく、修理や問い合わせができる体制まで確認しておくと、長期使用を考えやすくなります。
利用シーン
X ONEは、次のようなキャンプスタイルと合わせやすいテントです。
週末のソロキャンプ:
設営・撤収をできるだけシンプルにしながら、テント内のスペースも確保したい場合に検討しやすいでしょう。
バイクキャンプ:
約3.3kg、収納サイズW62×D16×H16cmのため、バイクの積載スペースを確認したうえで候補にできます。より軽量・短い収納サイズを最優先する場合は、他の2商品とも比較してみましょう。
グループキャンプの個人用寝室:
仲間とリビングスペースを共有しながら、就寝時には自分専用の空間を確保したい場合にも1人用テントを活用できます。
電源付きキャンプサイト:
ケーブルを通せる開口部があり、電源サイトを使ったキャンプにも合わせやすい設計です。
選ぶ前に確認したいポイント
X ONEは約3.3kgあるため、1kg台の軽量テントと比べると重量があります。登山や徒歩キャンプでテントを長時間背負う場合には、重量の差が負担につながることがあります。軽量性を最優先するなら、今回比較するトレックライズ0も候補になります。
また、収納時の長さは62cmです。バイクのパニアケースやバックパックなど、収納できる長さに制約がある場合は事前に積載方法を確認しましょう。
一方、重量や収納サイズだけで決めず、W250×D140×H120cmのサイズ、グランドシートを含む付属品、ダブルウォール構造、購入後の修理対応などまで含めて比較することで、自分の使い方に合うか判断しやすくなります。
まとめ
HILLS FIELD X ONEは、ソロキャンプでの設営・撤収のしやすさと、テント内で過ごすときの快適性をバランスよく考えたい人に検討しやすい1人用テントです。価格は37,800円(税込・送料無料)。約3.3kgで、インナーテントやグランドシート、ポール、ペグなどもセットになっています。サンドとブラックの落ち着いたカラーから選べるため、テントの機能だけではなく、キャンプサイト全体の雰囲気にもこだわりたい場合にも候補にしやすいでしょう。
モンベル クロノスドーム1

出典:モンベル公式サイト
商品概要
クロノスドーム1は、株式会社モンベルが展開する1人用テントです。登山だけでなく、キャンプ、カヌーツーリング、自転車ツーリングにも使用でき、春から秋までの3シーズンに対応しています。
特徴
クロノスドーム1の特徴は「バーティカル・クロス・システム」です。4本のポールを上部で直角に交差させることで天頂部を外側へ張り出させ、テント内の空間を確保する構造になっています。ポールとソケットがショックコードで一体化されているため、パーツを確認しながら組み立てる手間を減らしやすく、設営・撤収のしやすさも考えられています。入口とベンチレーションにはメッシュと本体生地の二重構造を採用。レインフライにも前後2カ所のベンチレーションがあり、テント内の換気を行えます。
料金
22,500円(税込)
本体重量は2.0kgで、ペグ・張り綱・スタッフバッグまで含めた総重量は2.2kgです。本体には68デニール・ポリエステル・リップストップ、フロアには70デニール・ナイロン・タフタ、レインフライには68デニール・ポリエステル・リップストップを使用しています。フロアの耐水圧は2,000mm、レインフライは1,500mmです。価格と重量のバランスを重視しながら、キャンプからツーリングまで幅広く使える1人用テントを探している場合に比較しやすいモデルです。料金は変更される場合があります。購入時の価格は商品ページをご確認ください。
おすすめポイント
クロノスドーム1は、テント内の居住性を確保しながら重量を抑えたい場合に候補になります。総重量2.2kgのため、X ONEより約1.1kg軽く、徒歩移動や自転車ツーリングなど荷物の重量を意識する場面でも比較しやすくなります。また、フロア四隅までシームテープ処理が施され、レインフライの張り具合を保つ工夫なども取り入れられています。カラーはオレンジ、ブルー、グリーンの3色です。
キャンペーン・特典
キャンプフェア +30%ポイント加算:
クロノスドーム1はキャンプフェアの対象商品となっており、通常のモンベルポイントに加えて30%分のポイントが上乗せされます。キャンペーンの実施期間やポイント付与条件は購入前に確認しておきましょう。詳細は公式サイトをご確認ください。
利用シーン
春から秋のキャンプをはじめ、無雪期登山、自転車ツーリング、カヌーツーリングなど幅広い用途に合わせられます。ソロキャンプだけでなく、移動そのものもアウトドアの楽しみにしたい人に検討しやすいテントです。
まとめ
クロノスドーム1は22,500円(税込)、総重量2.2kgの1人用テントです。独自のポール構造で天頂部分の空間を広げつつ、設営・撤収のしやすさにも配慮されています。HILLS FIELD X ONEより重量を抑えたい場合や、登山・自転車ツーリングまで用途を広げたい場合に比較してみるとよいでしょう。
アライテント トレックライズ0

商品概要
トレックライズ0は、株式会社アライテントが展開する1人用の3シーズンテントです。株式会社アライテントは1965年創業で、登山用テントやリュックサックなどの企画・製造・卸販売を手掛けています。トレックライズシリーズは、ツーリングやトレッキングでの携帯性や使いやすさを考えて作られています。
特徴
トレックライズ0の大きな特徴は軽量性です。テント本体・フライシート・フレームを合わせた重量は1,250g。ペグや張り綱などはこの重量に含まれていませんが、今回比較する3商品の中では軽量性が際立っています。使用時は間口205×奥行80×高さ100cmで、前室の張り出しは40cm。収納時は28×直径13cmで、フレームは38cmです。荷物をできるだけ小さくまとめたい徒歩キャンプやツーリングでは、この収納性が大きな比較ポイントになります。
料金
50,600円(税込)
本体には28dnリップストップナイロン、フライには30dnリップストップナイロンPUコーティング、シートには40dnナイロンタフタPUコーティングを使用しています。フレームにはDAC社製NSL9フェザーライトを採用しています。付属品にはペグ、張り綱、シームコート、緊急補修用のリペアスリーブが含まれます。付属のペグと張り綱は約220gです。テントの重量を比較するときは、各メーカーで重量に含める付属品の範囲が異なる点にも注意しましょう。料金は変更される場合があります。購入時の価格は取扱店などでご確認ください。
おすすめポイント
軽さと収納性を重視する人にとって、トレックライズ0は特徴が分かりやすいモデルです。大きな半月型の入口を設け、ベンチレーターとメッシュを組み合わせることで換気にも配慮されています。フライシートはテント全体を覆うフルフライタイプ。主要な縫製部分にはシームシーリング加工が施されています。より良い防水性能を得るため、付属するシームコートを説明書に従って施工する必要があります。
キャンペーン・特典
購入する店舗によって販売価格やポイントなどの条件が異なる場合があります。詳細は公式サイトをご確認ください。
利用シーン
徒歩で荷物を運ぶキャンプ、トレッキング、バイク・自転車を利用したツーリングなど、荷物の軽量化とコンパクト化を重視するシーンに合わせやすいテントです。一方、使用時の奥行は80cmなので、テント内の広さを優先したい場合はX ONEなどとサイズを比較しておきましょう。
まとめ
トレックライズ0は50,600円(税込)で、テント本体・フライシート・フレームの合計重量が1,250gの1人用テントです。今回の3商品では価格が高めですが、軽量性とコンパクトな収納サイズを重視したい場合には違いが明確です。徒歩やツーリングで持ち運ぶ距離が長い人は、重量と居住スペースのどちらを優先するか考えながら比較すると選びやすくなります。
HILLS FIELD X ONE・クロノスドーム1・トレックライズ0 比較表
ここまで紹介した3商品の違いを一覧で確認してみましょう。
| 比較項目 | HILLS FIELD X ONE | モンベル クロノスドーム1 | アライテント トレックライズ0 |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 37,800円 | 22,500円 | 50,600円 |
| 対応人数 | 1名 | 1名 | 1名 |
| 重量 | 約3.3kg | 本体2.0kg/総重量2.2kg | 1,250g※ |
| 使用時サイズ | W250×D140×H120cm | 1人用 | 205×80×100cm |
| 収納サイズ | W62×D16×H16cm | ― | 28×φ13cm(フレーム38cm) |
| フロア等の耐水圧 | 2,000mm | フロア2,000mm | 数値表記なし |
| フライ耐水圧 | 2,000mm | 1,500mm | 数値表記なし |
| 構造・特徴 | ダブルウォール | バーティカル・クロス・システム | フルフライ3シーズンテント |
| グランドシート | 付属 | 別売 | 本体床あり/アンダーシート別売 |
| 主な用途 | ソロキャンプ、週末キャンプ、バイクキャンプなど | キャンプ、登山、自転車・カヌーツーリング | トレッキング、ツーリングなど |
| キャンペーン等 | タープ+X ONEセット62,700円、メール登録100P | キャンプフェア対象・通常ポイント+30% | 商品ページ上で期間限定特典は確認できず |
| 購入後の特徴 | 有償修理による永久保証、条件付き30日返品・交換 | 修理サービスあり | メンテナンス・修理情報あり |
※トレックライズ0の1,250gにはペグ・張り綱・スタッフバッグなどを含みません。
価格・重量・耐水圧はメーカーごとに測定方法や重量へ含める付属品が異なるため、数字だけで単純に優劣を判断するのではなく、使用条件まで含めて比較してください。
ソロテントはどう選ぶ?確認したい6つのポイント
1. 移動方法に合わせて重量を選ぶ
ソロテント選びで最初に考えたいのが、「キャンプ場まで何で移動するのか」です。車でキャンプ場まで行き、駐車場からサイトまでの距離も短いのであれば、1kg程度の重量差が大きな問題にならないこともあります。その場合は、室内の広さや設営のしやすさを優先する選び方もできます。徒歩や登山では状況が変わります。テント以外にもシュラフ、マット、食料、水、調理器具などを背負うため、テントの重量を抑えるメリットが大きくなります。バイクや自転車の場合は、重量に加えて収納時の長さも重要です。バッグやキャリアへ安全に固定できるか確認しましょう。
2. 重量だけでなく収納サイズも確認する
「軽いテント=持ち運びやすい」と考えがちですが、収納時の形状も重要です。たとえばX ONEは約3.3kgで収納時W62×D16×H16cm、トレックライズ0は本体・フライ・フレーム合計1,250gで、テント収納時28×φ13cm、フレーム38cmです。バイクのケースへ収納する場合などは、重量より長さのほうが問題になるケースもあります。購入前に収納予定のバッグやケースの内寸を測っておくと失敗を減らせます。
3. テント内でどう過ごすか考える
ソロテントを「寝るだけの場所」と考えるのか、「キャンプ中にくつろぐ個室」と考えるのかでも必要な広さは変わります。荷物の軽量化を最優先するなら、必要最低限の居住スペースに絞ったテントが候補になります。一方、テント内で荷物を整理したり、天候が悪い時間帯に室内で過ごしたりすることを考えるなら、床面積や高さにも余裕があるモデルが便利です。X ONEはW250×D140×H120cmなので、今回の比較では室内空間も重視して検討したい人に分かりやすい選択肢です。
4. 設営方法を確認する
初めてソロキャンプへ行く場合は、スペックだけでなく設営手順も確認しましょう。テントの設営に慣れていないと、日没前や雨天時に手間取ることがあります。ポールの本数、インナーとフライの取り付け方法、ペグダウンする場所などを確認し、自分で無理なく扱えそうか考えることが重要です。X ONEは2本のポールを使用するシンプルさ、クロノスドーム1はポールとソケットが一体になった構造、トレックライズ0は連続したフレームスリーブなど、それぞれ設営をしやすくする工夫があります。
5. 耐水性や通気性もチェックする
キャンプ用品では「耐水圧○○mm」という数字がよく使われます。数値は比較材料の一つになりますが、実際の雨への対応力は生地だけで決まるわけではありません。縫製部分の処理、フライの張り方、地面の状態、風向きなどにも左右されます。
また、テント内の快適性では通気性も重要です。人がテント内で過ごすと呼気や湿気によって結露が発生することがあります。ベンチレーションやメッシュ部分を適切に使い、空気が流れる状態を作ることも大切です。
6. 本体価格だけでなく付属品とサポートも比べる
テントを価格で比較するときは、付属品まで確認しましょう。X ONEは37,800円の中に専用グランドシートが含まれています。一方、商品によってはグラウンドシートやマットなどを別途購入することになります。必要なオプションを追加した後の総額を考えると、本体価格だけを見たときとは印象が変わることがあります。
さらに、長く使用するなら修理対応も確認したいポイントです。HILLS FIELDは有償修理による永久保証、モンベルは修理サービス、アライテントはテントの修理・メンテナンスに関するサポート情報を用意しています。
キャンプスタイル別に3商品を比較
居住スペースと扱いやすさを重視するなら
テント内でゆったり過ごしたい場合は、床面積や高さ、付属品、設営方法をまとめて確認しましょう。X ONEはW250×D140×H120cmで、グランドシートもセットになっています。重量だけを最優先するのではなく、ソロサイトで過ごす時間まで含めてテントを選びたい人に検討しやすい仕様です。
価格と重量のバランスを考えるなら
クロノスドーム1は22,500円(税込)、総重量2.2kgです。登山・キャンプ・自転車ツーリングなど幅広い用途に対応しているため、「ソロキャンプ以外にも使いたい」という場合に比較しやすいでしょう。
軽量・コンパクト性を重視するなら
トレックライズ0は、テント本体・フライシート・フレームの合計が1,250gです。収納サイズもコンパクトなので、徒歩やツーリングなど、荷物の大きさと重量を抑えたい場合に特徴を活かしやすくなります。ただし、使用時の奥行は80cmです。居住スペースを広く取りたい場合は、重量とのバランスを考えて選びましょう。
ソロテントについてよくある質問
Q. 初めてのソロキャンプでは何を基準にテントを選べばよいですか?
A. 設営のしやすさ、重量、使用時の広さ、収納サイズ、雨への備え、付属品を確認すると比較しやすくなります。車移動が中心なら居住性を重視しやすく、徒歩や自転車なら重量と収納性の重要度が高くなります。最初に「どのようにキャンプ場まで運ぶのか」を決めると候補を絞りやすくなります。
Q. X ONEにはグランドシートが付いていますか?
A. 付属しています。本体、インナーテント、グランドシート、ポール2本、ペグ10本、ガイロープなどがセットになっています。
Q. X ONEは雨の日にも使えますか?
A. 耐水圧は2,000mmです。ただし、テントの耐候性は耐水圧だけでは判断できません。雨量、風、設営場所、テントの張り方などによって状況が変わります。荒天が予想される場合はキャンプを中止するなど、安全を優先してください。
Q. 1人用テントは軽いほど使いやすいですか?
A. 必ずしもそうとは限りません。軽量化すると移動は楽になりますが、居住スペースや生地、付属品などとのバランスも考える必要があります。徒歩なら軽量性、車移動なら居住性など、自分のキャンプスタイルに合わせて優先順位を決めると選びやすくなります。
Q. ソロテントはバイクキャンプにも使えますか?
A. 1人用テントはバイクキャンプでも利用できますが、収納サイズと重量の確認が重要です。X ONEは収納時W62×D16×H16cm、クロノスドーム1は総重量2.2kg、トレックライズ0はフレーム長38cmというように、それぞれ携帯性が異なります。バイクへ積載する際は、車体から大きくはみ出さないか、走行中に荷物が動かないよう固定できるかも確認してください。
まとめ|重量・居住性・設営方法を比較して自分に合うソロテントを選ぼう
今回比較したHILLS FIELD X ONE、モンベル クロノスドーム1、アライテント トレックライズ0は、いずれも1人で使えるテントですが、それぞれ方向性が異なります。
ソロテントを選ぶ際は、単純な価格や重量だけで判断するのではなく、「どのように運ぶか」「テントの中でどのように過ごしたいか」「設営や撤収にどの程度手間をかけられるか」を考えることが大切です。
週末のソロキャンプやバイクキャンプを楽しみながら、居住スペースや扱いやすさ、サイトのデザインにもこだわりたい場合は、HILLS FIELD X ONEのサイズや付属品、サポート内容まで確認して比較してみてください。
価格・キャンペーン・在庫状況などは変更される場合があります。購入前に商品ページで最新情報と利用条件をご確認ください。